当局・協会への届出(URL)

実務上のポイント

規則や自社のコード遵守宣言に起因して、当局や自主規制団体に届出しているURLがあります。それらのwebページURLが新しくなった時には、更新の届出が必要です。自社の届出URLがリンク切れを起こしていないか、URLの接続先は正しいかチェックしてみてください。(網羅していない可能性がある点はご注意ください)

主たる届出とURL変更時の対応策

No届出先類型項目ご参考変更時の対応策
1金融庁スチュワードシップコード受入れ公表を行ったウェブサイトアドレスhttps://www.fsa.go.jp/singi/stewardship/list/20171225.html左記に掲載のjstewardshipから始まるメールアドレス宛に必要事項を記入し、メールで連絡
2金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」を受け入れた金融事業者のリストhttps://www.fsa.go.jp/policy/kokyakuhoni/kokyakuhoni.html左記に掲載のconductから始まるメールアドレス宛に、最新版報告様式に必要事項を記入し、メールで連絡
3投信協会公式正会員の業務概況等
(定款の施行に関する規則第10条第1項第17号、第18号、会員専用ページ届出関係<1.規則等で定められているもの<①<25 参考:本件に関する考え方<追加資料④)
https://www.toushin.or.jp/rep/link/総務部あてにメールで新URLを連絡
(会員専用ホームページの左記参照)
4投信協会公式追加型公募投資信託の交付目論見書
(投資信託及び投資法人に係る報告に関する規則に関する規則第2条の2、同細則第2条の2)
報告対象ファンド:システム(投信総合検索ライブラリーマニュアル参照)
報告対象外ファンド:メールで当該投資信託の名称、協会ファンドコード及び該当理由(細則第2条の2に列挙されるイ~ニ)を連絡
5投信協会公式協会正会員https://www.toushin.or.jp/link/index.htmlコラボフロー
新規文書<52 会員会社のホームページアドレス及び電話番号の登録・届出
6投信協会公式投資信託運用会社の信頼性向上に向けた取組み
(会員専用ページ届出関係<2.規則に定めのないもの<11
https://www.toushin.or.jp/start/12/index.html事務局あてにメールでURL等を連絡(会員専用ページにある【URL等報告フォーマット】を記載しメールで送付)
7日本投資顧問業協会公式会員名一覧https://www.jiaa.or.jp/profile/kaiin.html事務局あてにメールで新URLを連絡(会員専用ページにある「会員個社ホームページへのリンク設定(変更)依頼書」)を記載しメールで送付)
8二種業協会公式正会員名簿https://www.t2fifa.or.jp/members/register/コラボフロー
書式01 会員基本情報等変更報告
(新URLへの変更日=切り替え日を記入する必要あり)

webページの改修は、自社のITや広報部署(アウトソース先を含む)や外資系の場合はリージョナル、グローバルオフィス主導で行われるかもしれません。当局や自主規制団体への届出を司る部署とwebページの改修部署間で連携がとれていないと、届出していたURLがリンク切れしている、クリックした際の接続先が変わっている事象が起き得ます。知らないうちにリダイレクトが終了しているかもしれません。

部署間の情報連携

内部監査等で見つかると、①届出担当部署が悪いのか②連携しなかったシステム改修に当たった部署が悪いのかという話になります。責任の所在判定に際しては、「政治力」が強い方が勝つのですが、社内の情報連携に改善すべき点があるという事実は変わりません。私見では、双方の責任です。届出部署は「システム改修担当部署が言ってこなかったのにどうしてわかるのか。当方の責任なはずがない。」と反論したいかもですが、その思いはぜひ部署間の情報連携の緊密化に振り向けてほしいのです。

届出していたURLのリンク切れは好ましくありませんが、法令違反や金銭的な影響が出た誤売買に比べればマイナーな事象です。修正も届出も簡単にできます。誰が悪いのかという社内闘争に明け暮れると、仮に「勝てた」としても感情的なしこりは残りますし、部署間の連携がますます悪くなる原因になります。

届出担当部署はオーナーシップを持って、関連部署に対し①当局・自主規制機関に届け出ているURLがあること②スムーズな届出のためにwebページ改修は事前に共有してほしいこと(通常、webページが突然切り替わることはありません。改修プロジェクトが組まれスケジュールに沿って対応されるはずです)をお話してほしいです。

その際に、「当局・自主規制機関に対して何を届け出ているのか」はシステム管理部署が把握していないと思われます。当ブログの「主たる届出」を共有いただいて大丈夫です。直接的には、届出URLがわかるように、より俯瞰した目的では部署間の情報連携が事前かつ友好的でありますように。それが当記事の目的です。

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