自身が裁量を持てる事項に注力

キャリア

人を変えることはできないので、関わる人を選ぶ。法人も含めて

当ブログをご覧になっている皆さんの中には、会社の評価に不満はあれど会社に留まっている方や、会社が今後は変わっていく期待に賭ける方もおられるかもしれません。しかし、組織における「正しさ」や社風は過去の集大成であり、そう簡単には変わりません。

「人を変えることはできないので、関わる人を選ぶ。法人も含めて」私は自己がコントロールできないものへの影響行使は最初から考えず、自らが裁量を持てる事項に最善を尽くします。納得のいかない評価制度や、年功序列で大きな顔をしている人材があったとして、それら「他者」を変えるのは1従業員には不可能です。

今の会社を辞めるために日々の業務に最善を尽くす

同じスキルでも今より高い評価をしてくれる企業はきっとあるし、自分の能力に自信があれば起業する自由だってあります。不満溢れる組織を変えようとするより、自身が納得のいく場所に移りましょう。その時に武器になるのは業務経験年数と専門性です。日々を不満に任せて薄く過ごしてしまうといざ新しい場所に移るときにアピールする武器が何もない状態になってしまいます。人間関係や評価といった外形的なものは組織を移れば解決可能性がありますが、「自分の手持ち武器」は行った仕事以上には増えないし研ぎ澄まされないのです。「次」のためにも、不満と業務への取り組みは分けておきたいです。

組み合わせのすすめ

コンプライアンスを例に見ても、ビジネスコンプラのみの人より運用コンプラもできる人の方がより対応域が広く、ダメしか言わないコンプラより現場の課題を一緒に解決してくれるコンプラの方が重宝されます。法令条文の知識であれば、PCの情報量に人間は敵いません。対応可能な業務領域×現場課題の理解力×相談したいと思われる信頼力 この積を最大化するのが私のキャリアの目標です。掛け算の要素はブログ読者みなさん毎に異なると思いますが、組み合わせによって価値を出していくのは誰にでも当てはまると考えます。

逆に、会社からの評価は不満だけど業務範囲は狭くて楽という人は要注意です。細分化された業務しかできないと、外に出ようと思った際に手持ちの武器が少なく、外に出られません。そして、不満な評価しかしない会社に留まりざるを得なくなります。

主体的に業務に取り組む

キャリアは今思い描く通りには進まないです。子供の頃に願った道を一直線で進んでこられた人が僅少なのと同じです。しかし、今ここで全力で行った事項は確かに痕跡として残ります。そしてその組み合わせによって次のドアが開いたりします。納得のいく未来に近づくために、今日の仕事にまっすぐ向き合いたいと思います。

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